「カムカムエヴリバディ」“少年”(柊木陽太)の姿に大反響、今後の物語を動かすキーパーソンの幼い姿に「こんなに早く出てたんだ」(1/2ページ)

柊木陽太(撮影・梶川浩伸)

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の第28回が25日、総合で再放送され、「少年」(柊木陽太)の登場に「カムカム民」が大興奮した。彼は今後の物語を語る上で欠かすことのできないキーパーソン。喫茶店「ディッパーマウス・ブルース」のなかを必死にのぞき込むこの日の様子に「JAZZ少年ジョー」「こんなに早く出てたんだ」などのコメントがSNSに相次いだ。

「カムカムエヴリバディ」とは?

昭和、平成、令和を通じ、京都、岡山、大阪を舞台に、ラジオ英語講座とともに歩んだ親子3世代の100年間を追い、恋に仕事に不器用ながらも自分らしく生きる姿をリレー形式で描いた朝ドラ。2021年11月から翌年4月まで放送された。初代ヒロイン雉真安子を上白石萌音が演じ、そのバトンを深津絵里、川栄李奈が引き継いでいく。

定一(世良公則)に追い払われる少年(柊木陽太)はのちの…

ドラマは現在、第6週「1948」が再放送中で、事故で額に傷を負った愛娘るい(中野翠咲)の治療費を稼ごうと、岡山でおはぎ売りを始めた安子が、この日の放送で柳沢定一(世良公則)と再会した。

こだわりのコーヒー、そしてジャズが流れるバー「ディッパーマウス・ブルース」を営む定一はジャズをこよなく愛し、海外の珍しいレコードを数多く所有している。安子は最愛の夫、稔(松村北斗)とかつては喫茶店だった同店を訪れており、ここで初めてルイ・アームストロングが歌唱・演奏する「On The Sunny Side Of The Street」のレコードを聴いた。稔が出征する前、定一は2人に子供を作ってから戦地に行けと稔に“命令”。安子が定一と顔を合わせるのはそれ以来で、定一は、米軍将校たちが集まるクラブで演奏するミュージシャンを斡旋する仕事をに携わっており、店内では大勢のミュージシャンが定一のレコードを聴いて楽曲のイメージを膨らませていた。その店の外に少年の姿があった。顔を汚した少年はジャズに興味があるようで、窓から店内をのぞき込んでいたが、定一はそんな少年を見つけて「これ! シッ! あっち行け!」と窓をたたいて追い払おうとした。少年は諦めたようにその場にしゃがみ込むが、定一の目を盗んで店のなかをのぞき続けた。

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