「威圧的な態度で『名前を覚えたからな』と言われた」職員の名札『フルネーム』→『名字だけ』に変更 理由は「全国的にSNSなどでの氏名検索や誹謗中傷が問題に」宮城
宮城県によりますと、これまで職員用の名札はフルネームで表記していましたが、来年1月6日から、名字のみの表記にします。これは、全国的にSNSなどを通じた氏名の検索や誹謗中傷が問題視されていることを受け、職員が安心して仕事ができる環境を整備するためだということです。
県では、今年10月に職員を対象に、名札についてのアンケートを行っていて、その結果、回答のあった職員の9割が名字のみの表記に賛成しました。
また、アンケートで、実際にあった困りごととして、「威圧的な態度で『名前を覚えたからな』と言われた」「下の名前を『ちゃん』づけでよばれた」といった回答があったということです。
宮城県庁
この名札の着用は、県立学校や警察本部の職員を除くおよそ7000人の職員が対象です。