【レコ大】「ギリギリダンス」で話題こっちのけんとが最優秀新人賞!安住アナの問いかけに「はい、よろこんで!」|au Webポータル

最優秀新人賞を獲得したのは、社会人も経験した苦労人・こっちのけんとだった。名前が呼ばれた瞬間、喜びをかみ締めながら、涙ぐみ一礼。「頑張った1年間。これ以上にないご褒美をいただきました。とてつもなくうれしいです。僕がひよっこの時から応援していたファンには夢のようだと思います。でも、僕もそれ以上に夢のようです」と声を震わせた。

今年2月に結婚を発表。新人賞に選ばれた時は、夫人と一緒にいたという。「(その時は)一緒に腕を組んでやったねと喜んだ。今日はテレビの向こうにいるので。ありがとう! いただきました! ありがとうね、いつも。なんか恥ずかしいな…」と照れ笑い。司会の安住紳一郎アナ(51)から、「喜びを込めてパフォーマンスしてもらえますか?」と尋ねられると、「はい、よろこんで!」と満面の笑みでマイクを握った。

2020年に会社員を辞めて「マルチクリエイター」に転身し、配信活動を始めた。NHK紅白歌合戦でも披露する「はいよろこんで」は、今年5月に配信した6曲目の楽曲。会社員時代の実体験や、生きづらさに悩んだことを歌詞に練り込んだ一方、アップテンポな曲調は多くの共感を呼び、SNSの総再生回数は150億回を超える大ヒットを記録した。

新語・流行語大賞にもノミネートされ、今年を代表する曲になったことに、けんとは「人生が変わったというか、人生が定まったような年になりました」。怒涛(どとう)の一年を笑顔で振り返った。(増田 寛)

◆こっちのけんと 本名・菅生健人(すごう・けんと)。1996年6月13日、大阪府生まれ。28歳。大学在学中にアマチュアアカペラ全国大会で2連覇。卒業後の2019年から1年間、コンサルティング会社に勤務。22年8月、「Tiny」でデビュー。アーティスト名は、会社員として着飾った自分を「あっちのけんと」、帰宅後の自分を「こっちのけんと」と呼んでいたことに由来。

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