【箱根駅伝】中大「寮に菌を持ち込まない」本番直前は自主的に外出禁止で徹底的に体調管理 – スポーツ報知

◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走往路(2日、東京・千代田区大手町読売新聞社前スタート~神奈川・箱根町芦ノ湖ゴール=5区間107・5キロ)

前回13位の中大が往路で2大会ぶりの2位と大躍進した。1996年以来の総合優勝に向けて、復路に挑む。

中大は、万全な体調管理で2位躍進を果たした。優勝候補の一角だった昨年の第100回箱根駅伝直前、登録メンバー16人中14人が直前に体調不良となり、13位でまさかのシード権も逃した。藤原監督は「昨年以上に体調管理に気をつけて、今回のようなことが起きないようにと過ごしてきた」と一層、徹底してきた。

これまでデータで管理していた朝の体調管理シートは紙媒体に戻し、選手に体温や血圧を書き込むよう指示。手を動かすことによって意識づけに成功した。手洗いうがいはもちろん空気清浄機も各所に設置。本番直前は選手らが率先して外出禁止を決めた。「寮に菌を持ち込まない」と全員が同じ方向を向いた。

登録メンバー全員が元気に本番を迎えた。「(13位に終わった)第100回大会のチームが強かったことを証明しよう」とスタートした24年1月3日から有言実行し、藤原監督は「我々の持ってきた伝統と強さは間違っていなかったと証明できた。明日(復路)も証明し続けたい」とエンジン全開で駆け抜ける。

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