【順大戦力分析】父、おじも元箱根ランナー玉目らルーキーズ躍動なら上位進出も – スポーツ報知

スポーツ報知では第101回箱根駅伝(来年1月2、3日)の全21チームを連載で紹介する。第12回は14年連続66回目出場の順大。

16人のエントリーのうち、1、2年生が5人ずつと若い選手が並んだ。長門監督は「忖度(そんたく)のない16名」と実力を最重視し、最高のメンバーを選出した。注目は勢いよく急成長を遂げる新入生たちだ。

玉目は1万メートルがチームトップの28分13秒67。父、おじも元箱根ランナーで、指揮官も「ロードの適性は抜群。本当に学生のトップレベルになっていく」と期待を寄せる。他にも5区濃厚の川原や池間、3000メートル障害高校記録保持者の永原ら、高いポテンシャルを秘める才能がずらり。“箱根未知数”なルーキーたちが躍動すれば、上位進出もチャンスは十分見えてくる。今季のテーマは「下剋上」。目標は当初のシード権獲得から大幅に上方修正し、総合5位を目指していく。

◆順大 1952年創部。箱根駅伝は58年に初出場。66年に初優勝し、歴代4位の優勝11回。出雲駅伝は99、2000、01年と優勝3回。全日本大学駅伝は00年に優勝し、同年度は学生駅伝3冠を獲得。練習拠点は千葉・印西市。タスキの色は白地に赤。長距離部員は選手65人、学生スタッフは9人。主なOBは今井正人氏(現・順大コーチ)、21年東京五輪3000メートル障害7位の三浦龍司(現・スバル)。

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