【高校バスケ】鳥取城北、県勢初Vならずも「大きな快挙を彼らが成し遂げてくれた」河上監督 – バスケットボール : 日刊スポーツ

福岡大大濠対鳥取城北 試合を終え引き揚げる鳥取城北の選手たち(撮影・横山健太)

<ウインターカップ2024全国高校バスケットボール選手権:福岡大大濠77-57鳥取城北>◇29日◇男子決勝◇東京体育館

県勢初Vを狙った鳥取城北が福岡大大濠の前に屈した。

前半までは新谷勇晴(3年)が得点を重ねるなど、持ち前の総合力で食らいつくも、第3クオーター(Q)の立ち上がりに福岡大大濠・渡辺伶音(3年)に連続3点シュートを浴びた。そこから守備リズムが崩され、リードを縮められないまま終戦した。河上貴博監督(36)は「そこ(3点シュート)があるというのは、スカウティングをして臨んでいたけど、そこの対応が後手後手になってしまい、ディフェンス自体に迷いが出てしまった」と敗因を挙げた。

それでも今大会はノーシードから勝ち上がり、快進撃を続けた。県勢としても初のファイナル進出。準Vにこそ終わったが、最高成績を残し、力を示した。指揮官は「本当に勝ちたかったんですけど、結果的に大きな快挙を彼が成し遂げてくれた。鳥取を強くしたい思いが1番強かった。そこがちょっとでも帰られたかなと思うのは、自分ではうれしい部分です」と胸を張った。

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