中国で呼吸器感染症が流行 「90億人移動」で拡大懸念:時事ドットコム

時事通信 外信部2025年01月08日17時11分配信

8日、北京の病院で、マスクを付けて順番を待つ人々(AFP時事)

【北京時事】中国で呼吸器感染症の一種であるヒトメタニューモウイルス感染症が流行している。中国では今月下旬に始まる春節(旧正月)の大型連休前後に延べ90億人の移動を見込んでおり、国内外への感染拡大が懸念されている。

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2001年に発見されたヒトメタニューモウイルスは、乳幼児を中心に流行することが多く、感染すると発熱、せきなどの症状を引き起こす。かぜやインフルエンザと区別が付きにくく、高齢者や基礎疾患を持つ人は重症化の恐れもある。中国疾病予防コントロールセンターによると、昨年11月ごろから流行し始め、14歳以下の感染が増えている。インドやインドネシアでも感染が報じられている。

最終更新:2025年01月08日17時11分

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