ドジャース大谷翔平(右)と妻の真美子さん(2024年撮影)
ドジャース大谷翔平投手(30)が28日(日本時間29日)、間もなくパパになることをインスタグラムで発表した。今年2月29日に真美子さんとの結婚を発表してからちょうど10カ月。移籍1年目で公私ともに激動だった年の瀬に、幸せいっぱいのビッグニュースをファンに届けた。
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静かな年末の早朝、突然ビッグな発表が世間を揺るがせた。「僕たち家族に間もなく小さなルーキーが加わることを、待ちきれません」と英文で記し、妻真美子さんが第1子を妊娠していることを公表。性別や出産予定時期は明かさなかったが、寝そべる愛犬デコピンのそばに、フリル付きのピンクのベビー服とかわいらしいベビー靴、さらに子どものエコー画像と思われる写真が映っていた。
子ども好きの夫妻が待望の第1子を授かった。同僚のフレディ・フリーマンやジョー・ケリーの息子たちが親しげに寄ってくる姿をよく目にされるほど、大谷は子供たちから愛される。今年5月の自身のボブルヘッドデーでは、真美子夫人が始球式をする代わりに「野球好きの子どもに」とその機会を譲り、昨オフには日本全国の約2万の小学校にグラブを寄贈したことも話題になった。
昨年12月に求人サービスのディップ株式会社ブランドアンバサダー就任の際には、同社の冨田英揮社長との対談で「結婚とか子どもも含めて、平穏に暮らしたい。心が平穏なのが、何よりも良いことなので、私生活はそういう風にありたいなと思います」と子どもとの未来を思い描いていた。
大谷にとって、まさに激動の1年だった。当時のスポーツ史上最高額となる10年総額7億ドル(当時の換算で約1015億円)でド軍に移籍し、2月に電撃的な結婚発表。韓国初の開幕シリーズ直前には元通訳の不正送金事件で周囲が騒然となったが、打者に専念した今季が始まると歴史的な快進撃を続けた。前人未到の「50本塁打、50盗塁」を達成。ワールドシリーズ・チャンピオンをつかみ、11月には満票で3度目のMVPに輝いた。
今オフはたびたびインスタグラムで近況を報告。今月上旬には、NBAレイカーズの試合を訪れ、真美子さんとのツーショット写真を投稿していた。今回もファンに幸せを届ける年の瀬の投稿となった。