巨人がパイレーツから自由契約になった強打のトレイ・キャベッジ一塁兼外野手と1年契約で合意したことが分かった。関係者が明かした。 【動画】キャッベジ かつての悲劇…送球が自軍投手の頭部を直撃、ピクリとも動かず救急搬送 身長188センチ、体重92キロのキャベッジは左打ちのパワーヒッター。15年ドラフト4巡目でツインズに入団したが、メジャーに昇格することなく、21年オフにエンゼルスへ移籍。23年7月にエンゼルスでメジャーデビューし、当時在籍していた大谷ともプレーした。メジャーでは安定した成績を残せなかったが、3Aでリーグ最多タイの30本塁打を放ってタイトルを獲得し、打率・306、89打点、32盗塁、OPS・975をマークし、トリプルスリーを達成。パワーだけでなく、快足を証明してみせた。 23年オフにトレードでアストロズへ移籍。新天地でも苦戦を強いられ、45試合、打率・209、1本塁打、8打点と結果を残せず。3Aでは66試合、打率・243、13本塁打、43打点、22盗塁、OPS・824の成績だった。シーズン終了後に戦力外扱いとなり、11月にパイレーツへ移籍した。 メジャー通算成績は67試合、打率・209、2本塁打、15打点、2盗塁、OPS・576。ポジションはマイナーでは一塁を守ることが多かったが、メジャーでは右翼と左翼の両翼でも起用された。 機動力も兼ね備えた大砲の獲得。今オフは投打で大補強を展開している巨人がリーグ連覇、さらには13年ぶり日本一を目指して着々と戦力を整えている。
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