日本挑戦で手にする「素敵な給料」 阪神助っ人の決断…米残留では限られていた“選択肢”

阪神加入のネルソンは「(MLB)最低保証年俸を超える給料を確定させる」…米報道

阪神は19日に新外国人選手としてニック・ネルソン投手の獲得を発表した。米メディアによると、来季も米国に残っていればマイナー契約の可能性があったという。

29歳右腕は2020年にヤンキースでメジャーデビュー。フィリーズへ移籍した2022年には47登板(2先発)で3勝2敗1セーブ、3ホールド、防御率4.85をマークした。今季は4登板にとどまり、オフにFAとなった。通算74登板で5勝4敗1セーブ、4ホールド、防御率5.20を記録している。

米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は、ネルソンの代理人事務所「ビバリーヒルズ・スポーツカウンシル」が1年100万ドル(約1億5600万円)+出来高の契約を結んだとSNSで発表したことに言及。一方で、直近5年間は毎年メジャーで登板したが、「継続的な成功はなかった」と指摘した。さらにメジャー通算の奪三振の割合とゴロの割合は「平均に近い」ながら、与四球割合が「12.9%」と高いことに言及した。

そして「2025年も北米に残っていたら、おそらくマイナー契約に目を向けていただろうし、ロースターの枠をかけての戦いを余儀なくされただろう。阪神に加入することで、彼は来年のリーグ(MLB)最低保証年俸である76万ドル(約1億1900万円)を超える素敵な給料を確定させる」と伝えている。藤川球児監督の下、V奪回を目指す来季、助っ人右腕はどんな成績を残すだろうか。

(Full-Count編集部)

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