101回目の箱根駅伝にはオープン参加の関東学生連合を含む21チームが出場し、復路は神奈川県箱根町から東京・大手町までの5区間、109.6キロのコースで争われました。
往路優勝を果たした青山学院大は6区の「山下り」で4年生の野村昭夢選手が56分47秒のタイムで区間新記録をマークし2位との差を広げました。そして、8区の3年生、塩出翔太選手と、10区のアンカー、1年生の小河原陽琉選手も区間賞を獲得する走りを見せました。
青山学院大は盤石なたすきリレーで復路では一度もトップを譲らず、10時間41分19秒の大会新記録で2年連続8回目の総合優勝を果たしました。2位は駒沢大、3位は今シーズン、出雲全日本大学選抜駅伝と全日本大学駅伝を制した国学院大でした。
4位は早稲田大、5位は中央大、6位は城西大、7位は創価大、8位は東京国際大、9位は東洋大、10位は帝京大で、上位10校が来年のシード権を獲得しました。
2年連続8回目の総合優勝を果たした青山学院大の原晋監督は「最近は私がガミガミ言わなくても、みずからトレーニングや寮生活をしっかりと取り組んでくれている。本当に学生たちにありがとうと伝えたい」と率直な気持ちを語りました。また、大会記録を更新したことについては「ラスト3キロを先行していて、ギリギリのラインだと思っていた。1年生の小河原が23キロを快走してくれた」と1年生ながら10区を任された小河原陽琉選手をたたえていました。
その上で「寮生活をみんなが家族のように頑張っていて、それが青山学院ファミリーのよさだと思っている。チーム青山勝ちました。ありがとうございました」と話していました。
▽6区・野村昭夢選手(4年)「ことし1年、56分台を目指してやってきた。最後のラストランで56分台を出せて良かった。アンカーが1年生なので少しでも楽をさせたいと思い、少しでも差を広げようと走った」
▽7区・白石光星選手(4年)
「本当に思いを強く持って走りハイペースになってしまった。結果としては悔しいがチームとして勝てて良かった。後半、小河原がいるのでチームメートのためにきつくても頑張ると思い走った」
▽8区・塩出翔太選手(3年)
「うれしい気持ちでいっぱいだ。正直、じぶんのところでもっと広げたかったが、最低限の仕事はできた」
▽9区・田中悠登主将(4年)
「楽しい幸せな23.1キロだった。沿道で声援を送るチームメートも見えた。メンバーの10人だけでなく部員62名全員でつかみとった優勝だ。これまでの取り組みが間違っていたのではないかと不安だったが、優勝でき主将の仕事ができた」
▽10区・小河原陽琉選手(1年)
「先頭を走って沿道で応援している声が聞こえた。最後、ゴールテープを切れてうれしかった。この記録に満足するのではなく上級生になってエースとなれるよう頑張っていきたい」
▽1青山学院大 10:41:19★大会新記録
▽2駒沢大 10:44:07
▽3国学院大 10:50:47
▽4早稲田大 10:50:57
▽5中央大 10:52:49
▽6城西大 10:53:09
▽7創価大 10:53:35
▽8東京国際大 10:54:55
▽9東洋大 10:54:56
▽10帝京大 10:54:58【10位以内シード権】
▽11順天堂大 10:55:05
▽12日体大 10:56:22
▽13立教大 10:58:21
▽14中央学院大 11:00:13
▽15法政大 11:03:16
▽16神奈川大 11:07:28
▽17専修大 11:08:53
▽18山梨学院大 11:09:40
▽19大東文化大 11:10:38
▽20日大 11:11:50
▽参考:関東学生連合11:06:53
◇これまでの最高記録: 2024年 青山学院大 10:41:25
▽1駒沢大 5:20:50★大会新記録
▽2青山学院大 5:21:18★大会新記録
▽3国学院大 5:25:21
▽4帝京大 5:25:30
▽5東京国際大 5:26:21
▽6順天堂大 5:26:25
▽7東洋大 5:27:03
▽8城西大 5:27:11
▽9日体大 5:28:19
▽10早稲田大 5:28:27
▽11創価大 5:29:57
▽12立教大 5:30:54
▽13中央大 5:31:01
▽14中央学院大 5:31:36
▽15法政大 5:31:51
▽16専修大 5:32:03
▽17神奈川大 5:33:49
▽18大東文化大 5:36:54
▽19山梨学院大 5:38:37
▽20日大 5:38:46
▽参考:関東学生連合 5:33:48
◇これまでの最高記録:2022年 青山学院大 5:21:36
▽6区:野村昭夢(青山学院大)56分47秒 ★新記録
▽7区:佐藤圭汰(駒沢大) 1時間0分43秒 ★新記録
▽8区:塩出翔太(青山学院大) 1時間4分14秒
▽9区:桜井優我(城西大) 1時間8分27秒
▽10区:小河原陽琉(青山学院大) 1時間8分27秒
▽2025年 青山学院大(青山学院大/駒沢大)
▽2024年 青山学院大(青山学院大/青山学院大)
▽2023年 駒沢大(駒沢大/駒沢大)
▽2022年 青山学院大(青山学院大/青山学院大)
▽2021年 駒沢大(創価大/青山学院大)
▽2020年 青山学院大(青山学院大/東海大)
▽2019年 東海大(東洋大/青山学院大)
▽2018年 青山学院大(東洋大/青山学院大)
▽2017年 青山学院大(青山学院大/青山学院大)
▽2016年 青山学院大(青山学院大/青山学院大)
▽2015年 青山学院大(青山学院大/青山学院大)
▽2014年 東洋大(東洋大/東洋大)
▽2013年 日体大(日体大/駒沢大)
往路優勝の青山学院大が午前8時にスタートしました。青山学院大は去年も6区を走った野村昭夢選手(4年)がリズムを作り2年連続の総合優勝を目指します。その後、往路のタイム差に応じて、各チームが時差スタートしています。6区は最初の4キロを上ってから一気に下りになるコースです。
往路優勝の青山学院大のスタートから10分後、山梨学院大、法政大、日大、神奈川大、大東文化大、専修大、それに関東学生連合の7チームが一斉スタートしました。
青山学院大の野村昭夢選手(4年)が快調なペースで山を下っています。2位の中央大との差をスタートから1分以上広げています。4位・駒沢大の伊藤蒼唯選手(3年)が前を走る3位の早稲田大に迫っています。伊藤選手は、1年生だったおととし6区で区間賞を獲得しています。
青山学院大の野村昭夢選手(4年)が最後までペースを落とさず、後続との差を広げてトップで7区につなぎました。2位は中央大、3位には伊藤蒼唯選手(3年)が早稲田大を抜いて、つなぎました。
10位以内のシード権争いも激しくなっています。10位の東京国際大から14位の日体大まで20秒ほどの差で7区につなぎました。
▽1青山学院大 6:16:48
▽2中央大 6:20:37
▽3駒沢大 6:20:55
▽4早稲田大 6:21:15
▽5創価大 6:23:11
▽6城西大 6:24:04
▽7国学院大 6:25:07
▽8立教大 6:26:46
▽9東洋大 6:26:49
▽10東京国際大 6:27:34【10位以内シード権】
▽11順天堂大6:27:35
▽12帝京大6:27:41▽13中央学院大6:27:44▽14日体大6:27:55▽15法政大6:31:16▽16神奈川大6:32:28▽17山梨学院大6:32:37▽18大東文化大6:33:21▽19日大6:33:54▽20専修大6:36:26
▽参考:関東学生連合6:32:43
▽1野村昭夢(青山学院大)56分47秒★区間新記録▽2伊藤蒼唯(駒沢大)57分38秒▽3小林竜輝(城西大)58分6秒
◇これまでの区間記録:館澤亨次(東海大)57分17秒(R2年)
青山学院大・野村昭夢選手
「1年間、56分台を目指してやってきた。本当にきつくて何回も諦めかけたが、沿道の方が56分台でいけると言ってくれて力になった」
山おろしの風で冷え込み、太陽が高くなるにつれて正面からの陽射しが強くなるため、気温の変化が一番大きいとされるコースです。
4キロすぎ、3位で出た駒沢大の佐藤圭汰選手(3年)が2位の中央大をとらえました。トップは青山学院大です。
青山学院大の白石光星選手(4年)がトップを守り8区につなぎました。2位に浮上した駒沢大の佐藤圭汰選手(3年)は青山学院大との差を1分40秒まで詰めてきました。
一方、10位以内のシード権をめぐる争いです。順天堂大が3つ上げて8位に、日体大が4つ上げて圏内の10位に入ってきました。ただ10位から13位の立教大まで50秒ほどの差と接戦です。
▽1青山学院大 7:19:58
▽2駒沢大 7:21:38
▽3中央大 7:23:44
▽4早稲田大 7:24:51
▽5創価大 7:26:20
▽6国学院大 7:27:28
▽7城西大 7:28:33
▽8順天堂大 7:29:56
▽9東京国際大 7:30:04
▽10日体大 7:30:51【10位以内シード権】
▽11帝京大 7:31:00
▽12東洋大 7:31:05▽13立教大 7:31:40▽14中央学院大 7:32:14▽15法政大 7:34:16▽16山梨学院大 7:37:25▽17神奈川大 7:37:51▽18大東文化大 7:40:10▽19専修大 7:40:52▽20日大 7:41:06
▽参考:関東学生連合7:37:19
▽1佐藤圭汰(駒沢大)1時間0分43秒★区間新記録▽2辻原輝(国学院大)/吉岡大翔(順天堂大)1時間2分21秒
◇これまでの区間記録:阿部弘輝(明治大)1時間1分40秒(R2年)
駒沢大・佐藤圭汰選手
「自分は10か月ぶりのレースで、緊張していたが、いろんな方に助けてもらい、この舞台に立つことが出来た。その恩返しをしたいと思い走った。自分で前との差を詰めて、いい流れを作ってくれと言われたので、いい流れを作ろうと思った。後輩たちに1秒でも差を詰めて楽にしたいと思い走り、区間新を出せてよかった」
湘南新道に入ってからの、アップダウンを含む9キロにわたる上り坂が、上昇する気温とともにボディーブローのように選手を苦しめる区間です。
トップの青山学院大は去年の8区区間賞の塩出翔太選手(3年)が2位・駒沢大の安原海晴選手(2年)との差を中継所から10秒、広げています。
青山学院大・塩出翔太選手(3年)が2位・駒沢大との差を1分56秒に広げて9区につなぎました。3位に早稲田大、4位に創価大、5位に国学院大と、順位を1つずつ上げています。そして10位以内のシード権争いは、東洋大が3つ上げて、1つ上げた日体大と並んで9位に入ってきました。シード争いは10位から13位の立教大まで1分ほどという差です。
日大はトップの青山学院大の通過から20分が経過したため、9区は繰り上げスタートとなりました。
▽1青山学院大 8:24:12
▽2駒沢大 8:26:09
▽3早稲田大 8:30:45
▽4国学院大 8:32:14
▽4創価大 8:32:14
▽6中央大 8:33:35
▽7城西大 8:34:54
▽8順天堂大 8:35:10
▽9東洋大 8:35:23
▽9日体大 8:35:23
【10位以内シード権】▽11帝京大 8:35:47▽12東京国際大 8:36:16▽13立教大 8:36:21▽14中央学院大 8:38:02▽15法政大 8:40:22▽16山梨学院大 8:41:50▽17神奈川大 8:44:17▽18大東文化大 8:46:52▽19専修大 8:47:07▽20日大 8:48:19
▽参考:関東学生連合8:42:04
▽1塩出翔太(青山学院大)1時間4分14秒▽2網本佳悟(東洋大)1時間4分18秒▽3阿部紘也(山梨学院大)1時間4分25秒
青山学院大・塩出翔太選手
「自分は去年も走っているので、このあとの9区、10区の選手が楽に走れるように積極的に走ろうと思った。ねらっていたタイムは出なかったが積極的に走れて悔いはない。監督からラスト1キロ食いしばれといわれ、頑張って走った」
復路で最長23.1キロの9区は、優勝争い、シード権争いの大逆転の舞台となることもある区間です。トップ青山学院大のキャプテン、田中悠登選手(4年)を2位・駒沢大の村上響選手(2年)が追いかけています。そして9キロすぎ、4位でたすきを受けた国学院大の上原琉翔選手(3年)が3位に順位を上げてきました。
14キロすぎ、シード権の10位以内となる8位争いが激しくなっています。帝京大、日体大、東洋大、順天堂大の4チームで8位から11位の争いです。
青山学院大のキャプテン、田中悠登選手(4年)が2位との差を広げて、最終10区の小河原陽琉選手(1年)につなぎました。2位・駒沢大は2分20秒ほどの差です。早稲田大が3位、国学院大が4位です。一方、10位以内のシード権をめぐり、激しく8位を争っていた4チームは、東洋大が8位、帝京大が順位を2つ上げて9位に、順天堂大が10位でつなぎました。日体大はシード圏外の12位に順位を落としています。
トップ・青山学院大の通過から20分が経過したため、山梨学院大、大東文化大、日大の3チームが繰り上げスタートとなりました。
▽1青山学院大 9:32:52
▽2駒沢大 9:35:13
▽3早稲田大 9:41:21
▽4国学院大 9:41:22
▽5創価大 9:42:34
▽6城西大 9:43:21
▽6中央大 9:43:21
▽8東洋大 9:44:45
▽9帝京大 9:44:50
▽10順天堂大 9:44:56【10位以内シード権】
▽11東京国際大 9:45:17
▽12日体大 9:45:22▽13立教大 9:46:27▽14中央学院大 9:49:36▽15法政大 9:50:42▽16神奈川大 9:54:24▽17山梨学院大 9:55:02▽18専修大 9:57:43▽19大東文化大 9:58:55▽20日大 10:00:36
▽参考:関東学生連合9:53:56
▽1桜井優我(城西大) 1時間8分27秒▽2田中悠登(青山学院大) 1時間8分40秒▽3菅野裕二郎(東京国際大) 1時間9分1秒
城西大・桜井優我選手
「本当に自分でもびっくりしている。箱根駅伝の区間賞が、4年間の目標だったので最高の気持ちだ。後ろとの差を広げ前との差を詰めてと思っていた」
最終10区は9人がつないだたすきを胸に大きな声援を受けながら、中央通り、日本橋を抜け、仲間が待つフィニッシュを目指します。総合優勝、復路優勝の争いとともにシード権争いにも決着がつきます。
青山学院大の小河原陽琉選手(1年)が2位・駒沢大の小山翔也選手(2年)との差をたすきを受けた後、広げています。
最終10区に入り、4チームが8位から11位を争っています。15キロをすぎても東洋大、帝京大、順天堂大、東京国際大の争いが続いています。10位以内のシード権をめぐり、この中の1チームは獲得できない状況です。
青山学院大は小河原陽琉選手(1年)が最後までリードを守り抜き、2年連続8回目の総合優勝を果たしました。2位には駒沢大、3位には10区で順位をあげた国学院大が入りました。早稲田大が4位、往路2位の中央大が5位となりました。
一方、シード権争いは最後まで4チームによる8位から11位の争いが続き、抜け出した東京国際大が8位、東洋大が9位、帝京大が10位でシード権を獲得しました。順天堂大は、わずかの差で11位となりシード権獲得はなりませんでした。
▽1小河原陽琉(青山学院大) 1時間8分27秒▽2小山翔也(駒沢大) 1時間8分54秒
▽3吉田蔵之介(国学院大) 1時間9分25秒
事前のエントリーから各チーム、メンバー変更してきました。優勝争いの軸となる青山学院大、中央大、国学院大はいずれも2人を変更。早稲田大は1人、駒沢大は3人を変更しています。
(※印は当日の選手変更)
【青山学院大】▽6野村昭夢(4年)▽7白石光星(4年)▽8塩出翔太(3年)▽9田中悠登(4年)※▽10小河原陽琉(1年)※
【中央大】
▽6浦田優斗(4年)▽7岡田開成(1年)※▽8佐藤大介(1年)▽9吉中祐太(3年)▽10藤田大智(2年)※
【早稲田大】
▽6山崎一吹(2年)▽7伊藤大志(4年)※▽8伊福陽太(4年)▽9石塚陽士(4年)▽10菅野雄太(4年)
【駒沢大】
▽6伊藤蒼唯(3年)▽7佐藤圭汰(3年)※▽8安原海晴(2年)▽9村上響(2年)※▽10小山翔也(2年)※
【創価大】
▽6川上翔太(2年)▽7織橋巧(2年)▽8石丸修那(1年)▽9吉田凌(4年)▽10小池莉希(2年)※
【国学院大】
▽6嘉数純平(3年)▽7辻原輝(2年)※▽8佐藤快成(4年)▽9上原琉翔(3年)※▽10吉田蔵之介(2年)
【城西大】
▽6小林竜輝(1年)▽7三宅駿(1年)▽8岩田真之(3年)※▽9桜井優我(3年)※▽10中島巨翔(2年)
【立教大】
▽6原田颯大(2年)※▽7小倉史也(3年)※▽8山口史朗(4年)▽9安藤圭佑(4年)▽10永井駿(3年)※
【東洋大】
▽6西村真周(3年)▽7内堀勇(1年)※▽8網本佳悟(3年)※▽9吉田周(4年)▽10薄根大河(2年)
【日体大】
▽6石川龍芽(4年)▽7住原聡太(4年)※▽8分須尊紀(4年)※▽9山口廉(4年)▽10二村昇太朗(3年)
【東京国際大】
▽6中山拓真(3年)▽7冨永昌輝(4年)※▽8益田郁也(4年)※▽9菅野裕二郎(3年)※▽10大村良紀(3年)※
【中央学院大】
▽6小松裕大朗(3年)▽7坂本駿(3年)▽8黒谷優(3年)※▽9長部虎太郎(1年)▽10近田陽路(3年)※
【順天堂大】
▽6林龍正(2年)▽7吉岡大翔(2年)※▽8荒牧琢登(2年)※▽9石岡大侑(3年)▽10古川達也(2年)※
【帝京大】
▽6廣田陸(2年)※▽7福田翔(4年)▽8高島大空(4年)▽9小林大晟(4年)▽10小林咲冴(1年)
【山梨学院大】
▽6大西陸(4年)▽7大杉亮太朗(1年)▽8阿部紘也(1年)▽9徳田秋斗(4年)▽10土器屋快都(4年)
【法政大】
▽6湯田陽平兵(2年)※▽7宮岡幸大(4年)※▽8安澤駿空(4年)▽9清水郁杜(3年)※▽10行天陽虹(3年)
【日大】
▽6山口月暉(3年)▽7長谷川豊樹(2年)▽8大橋優(4年)▽9小路翔琉(3年)▽10山口彰太(2年)※
【神奈川大】
▽6上田航大(1年)▽7新妻玲旺(2年)※▽8西坂昂也(3年)※▽9志食隆希(3年)▽10滝本朗史(2年)※
【大東文化大】
▽6小田恭平(4年)▽7宮倉騎士(2年)▽8西川千青(4年)※▽9大谷章紘(4年)▽10庄司瑞輝(2年)※
【専修大】
▽6丹柊太郎(2年)▽7具志堅一斗(2年)※▽8犬塚知宏(3年)▽9大田和一斗(4年)▽10藁科健斗(3年)※
【関東学生連合】
▽6横田星那(国士舘大・3年)▽7栗原舜(明学大・4年)▽8秋吉拓真(東大・3年)▽9古川大晃(東大院・D4年)※
▽10福本陽樹(武蔵野学大・4年)
101回目の「箱根駅伝」には、オープン参加の関東学生連合を含む21チームが出場。往路のタイム差で復路をスタートします。トップの青山学院大から10分以上の差があるチームは一斉スタートとなります。
▽1青山学院大 8時00分00秒
▽2中央大 8時01分47秒
▽3早稲田大 8時02分29秒
▽4駒沢大 8時03分16秒
▽5創価大 8時03分37秒
▽6国学院大 8時05分25秒
▽7城西大 8時05分57秒
▽8立教大 8時07分26秒
▽9東洋大 8時07分52秒
▽10日体大 8時08分02秒
▽11東京国際大 8時08分33秒
▽12中央学院大 8時08分36秒
▽13順天堂大 8時08分39秒
▽14帝京大 8時09分27秒
【一斉スタート 8時10分00秒】
▽山梨学院大▽法政大▽日大▽神奈川大▽大東文化大▽専修大▽関東学生連合
▽6区(20.8km)箱根・芦ノ湖駐車場入口~小田原最初の4kmを上ってから一気に下りに。カーブが急でスピードも速いため、コース取りが重要。足への負担も大きく、下りで飛ばしすぎると残り3kmが苦しく、ペース配分がカギとなる。朝の箱根山中は冷え込みが厳しく、思わぬ腹痛やけいれんに見舞われることも。◇区間記録:館澤亨次(東海大)57分17秒(R2年)
▽7区(21.3km)小田原~平塚
9キロ過ぎから小さなアップダウンが続き、ペースがつかみにくく走りにくいコース。山おろしの風で冷え込み、太陽が高くなるにつれて正面からの陽射しが強くなるため、気温の変化が一番大きく、油断すると思わぬ失速が。◇区間記録:阿部弘輝(明治大)1時間1分40秒(R2年)
▽8区(21.4km)平塚~戸塚
追い風が吹くと選手と追い風が同じスピードになって無風の中走ることとなり、体感温度がさらに上がって選手たちの体力を奪う。湘南新道に入ってからの、アップダウンを含む9kmにわたる上り坂が、上昇する気温とともにボディーブローのように選手を苦しめる。◇区間記録:小松陽平(東海大)1時間3分49秒(H31年)
▽9区(23.1km)戸塚~鶴見
優勝争い、シード権争いの大逆転の舞台となることもあり、鶴見中継所では幾多ものドラマが生まれる。各チームの最終目標に向けて攻めか抑えかの戦略が展開される。繰り上げスタート(1位から20分以上遅れた場合)を避けようとする選手の姿も見られる。◇区間記録:中村唯翔(青山学院大)1時間7分15秒(R4年)
▽10区(23.0km)鶴見~大手町
大歓声を受けながら、中央通り、日本橋を抜け、仲間が待つフィニッシュへ。「ここまで、みんなが頑張ってきたのだから」という気負いと気温の上昇により、思わぬアクシデント、逆転劇が起こることも多い最終区間。シード権をめぐる争いは年々激しさを増している。
◇区間記録:中倉啓敦(青山学院大)1時間7分50秒(R4年)