MISIA（右）左のピアノ演奏は矢野顕子＝31日午後、東京都渋谷区・NHKホール　（撮影・岡田亮二）

白組のトリとして出場した福山雅治さんは、16年連続17回目の出場。白と黒の独創的な衣装に身を包み胸元に大きな黒の花をつけて登場。「ひとみ～少年」“あなたへの歌” SPメドレーを熱唱。桜の花びらをかたどった紙吹雪の中で「ひとみ」を、光に彩られるステージの中で2010年のヒット曲「少年」を歌い、トリにふさわしい堂々たるパフォーマンスで会場を虜にし、会場と一体となった。

今年も大トリを務めたのは今年7年連続9回目の出場となる紅組のMISIAさん。平和への願いを込めて「紅白スペシャル2024」メドレーを歌った。赤と黒の衣装を身にまとい、シンガー・ソングライターの矢野顕子さんのピアノ伴奏とともに1曲目に「希望のうた」、2曲目は「明日へ」を歌唱。

最後は大量の金色の紙吹雪とともに、会場全体に響き渡る歌声で締めくくった。会場は余韻とともに大きな拍手に包まれ、圧巻のステージを披露した。

第75回紅白歌合戦は、投票の結果、審査員は引き分け、会場の観客は白組、視聴者は白組。今年は白組の勝利で幕を下ろした。＝おわり

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