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1月8日、北海道日本ハムファイターズの新人合同自主トレを視察した新庄剛志監督が、昨季メジャー挑戦後にFAでソフトバンクへ移籍した上沢直之投手について初めて言及しました。

■「ちょっと悲しさが強くて」フォローを外した理由

ファイターズからポスティングシステムを利用し、1年でFAとなりライバル球団に移籍したことから物議を醸した上沢投手の話題。

新庄監督は「ああいう決断を彼がして、ちょっと育て方が違ったのかな？」と上沢投手とプレーしてきた2年間を振り返りました。

上沢投手がアメリカにいる時も、やりとりはしていたという新庄監督。

今回の移籍については、「プロ野球全体が、そういう流れになってほしくない」と語り、ポスティングシステムでメジャーに挑戦した後、ライバル球団に移籍することが今後のトレンドになることを危惧しました。

さらに「ソフトバンクのファンは心から喜べるのかな？正直、獲りに行ってほしくなかった」と本音も吐露。

また上沢投手のSNSのフォローを外したことに触れ、「初めて外したんじゃないかな。ちょっと悲しさが強くて。会話をするより先に外しておこうと思った」と率直な心情を明かしました。

■「とにかく、うちは負けない」ファンへの全勝宣言

ただ、新庄監督は悔しさを力に変える姿勢を見せました。

「とにかくうちは負けない！（上沢投手を）打ち崩す気持ちはファンの為に持ち続ける」と語り、上沢投手との対決は全勝を目指すことを宣言しました。

開幕2カード目はソフトバンク戦が予定されています。新庄監督は「伊藤くんと投げ合いをしても面白いんじゃないですか」と、新旧エース対決に期待を寄せました。